クラニオセイクラルで働きかけるのは「頭蓋仙骨(クラニオセイクラル)システム」と呼ばれる領域です。
クラニオセイクラルシステムとは、
”頭蓋・脊柱(背骨)・仙骨(尾てい骨)・・・つまり”頭の先からシッポの先まで”を含む骨系、
この骨の内側にあり、脳と脊髄をプロテクトしている"硬膜"と呼ばれる膜系、
中枢神経(脳と脊髄)とその周りを満たしている脳脊髄液、
を含んだシステム”
を指します。
私たちのからだは、生まれてからこれまでしてきたさまざまな経験を記憶しています。
脳だけでなく、からだも記憶しているのですね。
怪我や手術などの外側からの大きな力が閉じ込められていたり、あるいは
精神的なショックなどが緊張・筋肉などの圧縮となってからだの中に記憶されていたり。
日ごろのからだの使い方によってもゆがみ・滞りが発生します。
川の流れの中に大きな岩があると流れが変えられるように、からだの中にこういった
「エネルギーの石」があると、脳脊髄液の流れもアンバランスになったり、
元気に流れることが出来なくなったりします。
その結果、身体の不快な症状となって現れたり精神的にバランスを崩したりすることがあります。
クラニオセイクラルでは、この「流れ」に目をむけ、クラニオセイクラルシステム全体を整えることによって、
脳脊髄液がスムーズに流れるようサポートします。
クラニオセイクラルシステムのバランスが整うと、視覚・運動性・また知性機能をつかさどる脳や脊髄の発育や機能が向上し、
心身のさまざまな症状に改善につながることがあります。
脳や脊髄も、よどみのないきれいな流れに浮かぶことが出来れば、
リラックスしてゆったりとした呼吸が出来るようになるのです。
中枢神経のリラックスは、わたし達が感じるリラックス感とダイレクトに結びついています。
クラニオセイクラルシステムがスムーズに動き出せば、日常では味わえないような深い
リラクゼーションを味わうことが出来ます。