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last update : 2007/07/18

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Craniosacral

クラニオセイクラルとは

日本語に訳すと「頭蓋仙骨療法(とうがいせんこつりょうほう)」と大変モノモノシクなってしまいますが、
5gのタッチといわれるやさしいタッチで、脳脊髄液と、その推進力として全身に感じられる呼吸のようなリズムを
ゆっくりリラックスさせ整えていく、とても優しいボディーワークです。

どんなときに受けるといいの?

クラニオセイクラルは生命力そのものを推進するため、心身のあらゆる部分に働きかけます。
さまざまな慢性症状や疾患・ストレスに効果があるといわれますが、以下のような症状・目的をお持ちの方には
特におすすめいたします。

○あたまをスッキリさせたい
○頭痛になりやすい
○時差ぼけを直したい
○医学的には問題ないが、身体(特に頭や首の周り)に違和感がある
○深く神経を休ませたい
○素肌に直接触れるセラピーが苦手
○深く眠ることが苦手
○自分のからだのリズムに触れてみたい
○自分のからだのメッセージに耳を傾けてみたい
○もしかして自分はリラックスしたことがないかも知れない

などなど。

私自身の体験として、アトピー性皮膚炎やアレルギー症状の改善にもとても有効だと感じています。

※ただし、クラニオセイクラルは医学的な治療ではないことをご了承ください。

脳脊髄液って?

脳脊髄液とは、脳と脊髄の周りの空間を満たして循環し、中枢神経系の保護と栄養の
役割を果たしている透明な液体です。

つまり・・・
お豆腐のように柔らかい脳と脊髄はこの脳脊髄液の海に浮かんで守られている
のですね。

脳脊髄液は、上にあげた「中枢神経系の保護と栄養」という役割がある以外にも

"人間の生命システムの源"
"生命力を推進するもの"
"からだに起こっているいろいろな情報を伝達する媒体"

など、神秘的な役割も担っているといわれます。

からだの中にある波のリズム

そして、この脳脊髄液は呼吸のような、または潮の満ち引きのようなリズムを持って循環しています。
このリズム(タイド、モーションなどとも呼ばれます)は微細ではありますが
熟練したプラクティショナーは、クライアントを触診することで、全身のあらゆる部分で感じることが出来ます。
そしてこのリズムがきれいに整い、スムーズに呼吸できているとき、自然治癒力が十分に働き、
心もからだももっとも健やかで開かれた状態でいられるのです。

クラニオセイクラルで働きかけるのは

クラニオセイクラルで働きかけるのは「頭蓋仙骨(クラニオセイクラル)システム」と呼ばれる領域です。

クラニオセイクラルシステムとは、
”頭蓋・脊柱(背骨)・仙骨(尾てい骨)・・・つまり”頭の先からシッポの先まで”を含む骨系、
この骨の内側にあり、脳と脊髄をプロテクトしている"硬膜"と呼ばれる膜系、
中枢神経(脳と脊髄)とその周りを満たしている脳脊髄液、
を含んだシステム”

を指します。

私たちのからだは、生まれてからこれまでしてきたさまざまな経験を記憶しています。
脳だけでなく、からだも記憶しているのですね。
怪我や手術などの外側からの大きな力が閉じ込められていたり、あるいは
精神的なショックなどが緊張・筋肉などの圧縮となってからだの中に記憶されていたり。
日ごろのからだの使い方によってもゆがみ・滞りが発生します。

川の流れの中に大きな岩があると流れが変えられるように、からだの中にこういった
「エネルギーの石」があると、脳脊髄液の流れもアンバランスになったり、
元気に流れることが出来なくなったりします。
その結果、身体の不快な症状となって現れたり精神的にバランスを崩したりすることがあります。

クラニオセイクラルでは、この「流れ」に目をむけ、クラニオセイクラルシステム全体を整えることによって、
脳脊髄液がスムーズに流れるようサポートします。
クラニオセイクラルシステムのバランスが整うと、視覚・運動性・また知性機能をつかさどる脳や脊髄の発育や機能が向上し、
心身のさまざまな症状に改善につながることがあります。

脳や脊髄も、よどみのないきれいな流れに浮かぶことが出来れば、
リラックスしてゆったりとした呼吸が出来るようになるのです。

中枢神経のリラックスは、わたし達が感じるリラックス感とダイレクトに結びついています。
クラニオセイクラルシステムがスムーズに動き出せば、日常では味わえないような深い
リラクゼーションを味わうことが出来ます

クラニオセイクラル・バイオダイナミクス

エフララージで行っているのは、クラニオセイクラルの中でも「バイオダイナミクス」と呼ばれるアプローチ。

これは、からだの表面的な動きだけでなく、より深い層で起こっている波のリズムに注目して、そこに現れている
個々の「健康に向かおうとする力」(固有のトリートメントプラン)を引き出していこうという方法です。
それは、プラクティショナーが定義する「健康」に当てはめようとするのではなく、その方の中にある
生命力のインテリジェンスを尊重するという姿勢でもあります。

プラクティショナー(施術者)が見ているもの

クラニオセイクラルシステムのバランスを整える過程で、プラクティショナーは、クライアントのシステムに対し
マニュピレート(操作)するのではなく、誰の中にも備わっている「健やかな状態に向かおうとする力(自然治癒力)」に耳を傾け、
クラニオセイクラルシステムの本来の自己調整機能を力づけ、引き出してゆきます。

こっちだよ!と無理やり連れて行くのではなく、まずは今ある流れの状態に注意深く耳を傾けます
そして「エネルギーの石」があればやさしく取り除くのを手伝ったり、
本来の流れを教えてあげて「こちらに行けますか?」と対話しながらそっと導いたりします。
強引に矯正することはしません

からだや心に不調を感じたとき、私たちはその「ネガティブな要素」に対してフォーカスし同調してしまいがちです。
そのことによって、さらに不調や不快な要素がクローズアップされてしまうという悪いスパイラルに
はまり込んでしまうこともあるかもしれません。

クラニオセイクラルは、システムの中にアンバランスな部分が見られてもその部分をに過度に意識を向けるのではなく、
それ以外の部分にある健康な脳脊髄液の流れやそのリズムに着目し、勇気付けることによって、システム自体が
バランスを整えていくのを助けます

ですから、自分の許容量を超えたことが起こらず、より自然に全身が整ってゆくのです。
それは肉体レベルにとどまらず、精神的にも、もっと深いスピリチュアルなレベルにも及びます。

具体的には・・・

脳脊髄液のリズムは、頭蓋骨や背骨を触診することによって一番感じることが出来ますが
それ以外にも全身のあらゆる部分で感じることが出来ます。
(クライアントさん自身が、セッション中にそれを感じ取られることもあります)

プラクティショナーは、クライアントさんのからだのどこかに「5gのタッチ」と呼ばれる微妙な圧で触れ、
リズムを感じます。
からだの中にリズムを曲げているものや滞らせているものを感じたら、その部分のバランスをとったりして
流れを整えてゆきます。
この時、プラクティショナーは脳脊髄液の流れによって動かされる、骨や筋肉、臓器、血液、などの
微小な動きを感じています。
そして心の中でクライアントさんのからだと細かくコミュニケーションをとりながら、ひとつづつ
快適な流れへと導いて行くのです。

クラニオセイクラルのセッションを受ける側がすることは、ゆったりとマッサージテーブルに横になっていることだけです。
(着衣のままお受けいただけます)
今まで働きかけられたことのない深い部分の調整が起こりますが、
神経系統がリラックスするので、大変気持ちがよくぐっすり眠ってしまわれる方が多いようです。
「寝ているのでもなく、起きているのでもない不思議な感覚」と言う感想もよく聞かれます。
瞑想状態、と言われる状態ですね。
また、からだの中の淀みが流れ出す過程で、なんとなく落ち着かない気分になったり
古傷が痛んだりすることもまれにありますが、一時的なものであり、新たなバランスに至る為のプロセスです。

セッション直後は、感覚が鋭敏になっているので騒音の激しい場所などは避け、ゆっくりとすごされるのを
おすすめしています。
セッションが終わっても、しばらくの間変化は続きます。
ご自分の心身の変化を観察してみてください。

セッションは、回を重ねるほど、深い部分にアクセスしてゆきますので、機会があれば継続して
受けられるとよいと思います。